患者さんの死が耐えられない

私は今まで誰にも言ったことはありませんが、これを言うと、看護師資格だと言われることはわかってるから誰にも話しませんでした。私は看護師の資格を取って看護師として働き出したにもかかわらず、患者さんが泣くなんてことに耐えられず、看護師の仕事を離れました。今では医療関係の仕事もしていませんし、全く違う会社で働いているのですが、看護師として多くの人を救いたいと思っていたり多くの患者さんを笑顔にしたいと思っていたにもかかわらず、亡くなっていく患者さんや患者さんのご家族を見ていたら、仕事だと言えども平気な顔をして働いているのが辛くなってしまい、看護師を辞めました。

多くの看護師はこういった場面に出くわしても、しっかりと仕事をするのですが、私の場合には仕事そのものができなくなってしまい、その場を離れたりすることが多かったので当時の仕事仲間には沢山の迷惑をかけたと思っています。それでも患者さんの死を乗り越えることができずに仕事を離れたり、隠れて涙流してしまう事が多かったので私はこれ以上看護師を続けてことはできないと自分で決意しました。もちろんこういったことは看護師資格ですから誰かに話せばそう言われることが見えていますが、本当に私の気持ちの中で続けていくことは無理だったんです。

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時間が解決すること

今となってみれば患者さんの死に出くわすことがないような職場で働くのも良いと思っているのですが、やっぱりそれはそれでなんだか私は看護師という仕事から目を背けているような気もするので、はっきりと職場を探しているわけではありませんし、看護師として復職しようと本気で思っているわけではありません。復帰したいと思う気持ちはありますが、やっぱり過去の経験が辛いものなので簡単に前を向いて復帰するというのは非常に難しいと思っています。

看護師の求人サイト等を見ているとクリニックでの勤務などもありますから、こういった職場であれば亡くなっていく患者さんを目にすることもありませんが、看護師を目指した時にはこのような部分についてもしっかりと乗り越えていく決意をしていたので、その決意が折れてしまい看護師を離れた以上は自分にとって楽な環境で看護師を続けていくのは良くないことではないかと思っています。今後どのように自分の中で気持ちが変化するのかもわかりませんが、今しばらくはまだ違う職場まで頑張っていこうと思います。患者さんの死を乗り越えるというのは想像以上に辛いものであり、また私自身、器の小さな人間だと思い知らされました。