介護に役立てている

私が以前働いていた病院では、16年間勤務を続けたので、もう少しで婦長になるというところだったのですが、それまで新人の看護師を教育したりする中で私自身がすごく疲れてしまっていたという部分もあり、婦長になってそのまま同じ病院で働き続けるか、他の場面で看護師の資格を活かしていくかと悩みました。いろいろと悩んだ結果、看護師の仕事を生かして介護の仕事をしようと思い働いていた病院は離職したのですが、今では介護の仕事をしながら自宅療養している患者さんと毎日たくさんの話をしたり、充実した日々を送れています。

極端な話、病院というのは私がいなくなっても他にも婦長候補がいるし、私1人がいなくなって困るようなこともあまりないと思います。自宅療養している患者さんというのは看護師である私が一人いなくなるだけで本当に困ります。また介護を行っている介護センターの方々も次の看護師を探すまでに本当に多くの苦労しているということを間近で見ているので、私はこれからも介護の仕事で頑張っていきたいと思ってます。ケアワーカーの資格を持っているわけではありませんが、看護師としてケアワーカーさんと一緒に患者さんの自宅を訪れるたびに元気な患者さんの顔が見えると嬉しくなります。こういった部分については夫婦で働いている時とさほど変わりありませんね。

ナースパワー人材センター

病院以外でも看護師の仕事は出来る

看護師はやっぱり病院で働いているというイメージが一番強いと思いますが、実際には介護の場面でも看護師が不足していて、私のように年齢を重ねて他にもたくさんの看護師が育ってきた状況を見ていると、病棟勤務ではなく介護の世界で自分の経験を生かすことも良いと思っています。

実際にケアワーカーさんたちというのは、看護師達の知識を持っていないために万が一患者さんの容態が急変するようなことがあればすぐに対処することができません。当然救急車を呼ぶことになりますが、救急車が到着するまでの間にもどのように患者さんに対してケアをするかにより、時には患者さんの命を救うことができていますので、病棟を離れて看護師として現在のように働いているのは本当に大きな役割を与えていただいたと思っています。患者さんの元気な顔が見えれば嬉しくなるし、ご家族からの健康相談なども受け付けて様々な指導やアドバイスをしているうちに、病棟勤務にはない魅力を感じることができているし、自分らしく仕事ができるのではないかと思っています。