体の限界を感じで辞めて、昼間だけで復帰

私は50歳過ぎまで一つの病院で頑張っていたのですが、やっぱり長年病棟勤務をしていると体力の限界を感じてしまうこともあり、自分の気持ちとは裏腹に体が痛くなったりすることなどもあったので、そろそろ将来的にどうするかを考えなければいけないと悩んだタイミングがありました。もちろんそのまま病棟勤務を続けることができたとは思いますが、夜勤などはどうしても辛いものだったので病棟勤務を辞めて昼間だけで働けるような仕事に変えようと決意しました。

本当に長年お世話になった職場だったし、長期間入院している患者さんともすごく仲が良かったので職場を離れる時には私自身も寂しい気持ちでいっぱいになりましたが、今は健康診断などを主に受け付けている検診センターで働くようになりました。病棟で勤務をしている時と違い、検診センターに訪れる患者さんというのは基本的に元気な方ばかりなので、私自身も患者さんが元気をもらうことが沢山あります。また反対にこれから健康診断を受ける患者さんの中にはすごく自分の健康状態に不安を持っている患者さんなどもいるのですが、こういった患者さんを元気付けたりするのも良いことだと思っています。健診センターは働く時間も決まっているし、夜勤などもないので、体力的に限界を感じるなどということもなくなり、すごく働きやすいです。

年齢に合った職場を探すことの大切さ

あのまま同じ病院で働いていても、若い看護師に助けられる事も減っていたし、私自身も若い頃のようにテキパキと動くことができなくなっていたので今のようにのんびりと働いているのが1番良いと思っています。経験を重ねた看護師は働いていれば他の看護師から頼られることなども多いのですが、若い看護師を成長させるためにも退かなければならない時もくると思います。

私は1週間の中で数日間の勤務だけなので仕事が休みのときには以前働いていた病院に顔を出したりすることもありますが、その時には誰もが歓迎してくれるし、長く入院している患者さんも歓迎してくれるので、時々病室でゆっくりと話をするなんて言う事もできるようになりました。勤務している頃は友達のように話をすることはできませんでしたが、今は友達のようにお話をすることもできるし、働いている当時は私に見せてくれなかった本音を若い看護師が見せてくれるような場面もあるので、今でも私は看護師として勉強させられていると感じることがあります。職場から離れたからこそ見えることもあり、こういった部分についても看護師は生涯学習が必要なんだと思い知らされますね。